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こんにちは、ゆり(@yuris_coffee)です
今回は、私のお気に入りのエトワールコーヒーのエチオピア カヨ ナチュラルをJBrC2015優勝、WBrC2016優勝の粕谷さんの抽出理論『4:6:メソッド』を使ってドリップしていきたいと思います
コーヒー豆
エトワールコーヒーのエチオピア カヨ ナチュラル
グジ シャキソ地域のコーヒー豆で、標高は2050m
テイストは、ラズベリー、レーズン、ワイン、フローラルアロマ、キャンディ、ベリースイート
4:6メソッドとは?
4:6メソッドとは、WBrC2016で粕谷さんがプレゼンしたドリップコーヒーの抽出理論
抽出する湯量の最初の40%で酸味と甘みを、後の60%でコーヒーの濃さを決めるというもの
基本は全体の注湯を5回に分け、均等に45秒間隔で注いでいくが、出したい味に合わせて最初の40%である1投目と2投目の注湯量を変えると、酸味と甘みをコントロール出来る
面白い理論
WBrC2016での粕谷さんのプレゼンを翻訳してくれている記事があったので紹介します
https://jp.kurasu.kyoto/blogs/kurasu-journal/2016-world-brewers-cup-champion-tetsu-kasuya
材料と器具
- コーヒー豆 エトワールコーヒー エチオピア カヨ ナチュラル
- ミル HARIO コーヒーミル
- ドリッパー V60 01
- ペーパーフィルター V60 01 ホワイト
- サーバー KINTO コーヒーサーバー 300ml
- ケトル Melitta ステンレスケトル
- ケトル ティファール
- スケール dretec
レシピ
今回の抽出においては以下の動画を参考にしました
- 20gのコーヒー豆をフレンチプレス用に粗く挽く
- ペーパーを湯通しする
- コーヒー豆を平らにならす
- 使用するコーヒー豆の3倍量のお湯を5回に分けて、45秒間隔で注ぐ
- 3分半経ったら、ドリッパーを外す
この動画では湯温については言及がなかったので、沸騰したお湯を常温のケトルにいれ、少し湯温が下がった状態で抽出しました
抽出後に軽く調べてみたら動画のコメントに「彼の記事を読んだけど、92度を使ったらしい」と書いてあったり、粕谷さんから直接教わった方のブログ記事を見つけたところ、
浅煎り 93℃
中煎り 88℃
深煎り 83℃引用:nekomari
との記載があったので、浅煎りであればおそらく丁度いい湯温だった模様
味・感想
- 甘い
- 芳醇
- シロッピー
- 華やか
- 丸い
- ふわっとくる
- 飲みやすい
- 酸が丸い
- 酸をあまり感じない
- 濃い
抽出したコーヒーは飲んでいて美味しかったです
自分の好きなコーヒー豆を使っているのだし、豆の質もよく焙煎もいいと思っているので、大きなミスをしない限り美味しくないと感じるほどのコーヒーは出来ないかもしれませんが、私の中で他人に薦められるくらいのコーヒーには仕上がりました
しかし、少し濃く抽出されたようにも感じました
粗めに挽くとのことで、動画内で言われたようにフレンチプレス用くらいで挽いたつもりでしたが、細かすぎた可能性あり
この点は、一般的なのドリップと大きく違うところだと感じました
また、今回は基本の淹れ方をしましたが、動画内で紹介されていたように濃さを調整する後の60%のところを、90ml、90mlで抽出してもいいのかもしれません
湯温も中煎り程度の88度でもよかったかも
そして、今のままでも美味しいけど、もっとアシディティを出しても面白いかもと思いました
動画で紹介されていたように1投目の湯量を多めにして調整出来ます
甘みとのバランスをみて湯量は調整しないといけないとは思いますが…
全体の感想
4:6メソッドでちゃんと抽出したのはおそらく今回が初めての経験でした
詳しく調べもせずにやったので、もしかしたら間違っているところがあるかもしれませんが
抽出中は大変でしたが、抽出理論自体は面白いと感じましたし、使いやすいと感じました
名前だけ聞いたことはありましたが、実践したことはなかったのでもっと早くやってみればよかったです
去年のSCAJで目の前で粕谷さんのドリップを見て、そのコーヒーを頂いたのに、4:6メソッドの内容を分かってなかったので勿体無いことしたな
でも今回、とりあえす美味しいドリップコーヒーが抽出出来たのでよしとして、今後使いこなしていきたいと思います
4:6メソッドのいいところは、目の前にあるコーヒー豆を美味しく飲むために、まず基本の淹れ方で味をみたあとに、豆のもつ特性や風味、自分の好みに合わせて抽出方法を変える分かりやすい指針があることだと思うので、1回きりの抽出では活かしきれないと思うので、大量に豆を用意して挑戦したいですね
また、味に関することではないですが、45秒毎に60mlずつ注湯するというのが結構、頭が混乱しました
タイマーの数字とスケールの数字を交互に見てると、慣れないうちは私と同様に分からなくなるんじゃないかな
最初にレシピを入れて、45秒経ちました!、60ml注湯出来ました!、とかをピッ!ピピッ!と教えてくれるアプリがあれば便利だなと思いました
参考サイト
https://www.tokyu-hands.co.jp/hintmagazine/kitchen/coffee-champion-170915.html
https://jp.kurasu.kyoto/blogs/kurasu-journal/2016-world-brewers-cup-champion-tetsu-kasuya
http://nekomari.com/2017/10/16/coffee46method/
https://www.youtube.com/watch?v=wmCW8xSWGZY